語りで聞かせる芸能には、落語・講談・浪花節・義太夫・常磐津・清元節などがありますが、琵琶も語りものの元祖と言っていいほどの歴史のある芸能です。温故知新。受け継がれてきた古典の伝統を引き継いでいくことは大切ですが、同時に新しいネタを創作していくことも現代に生きること芸能者の使命だと感じます。現に落語は古典と創作ものが並行して高座にかけられて、どちらも受け入れられています。琵琶も新しいネタの開発に勤しむ必要があるのではないでしょうか?